2014年5月13日火曜日

大使は目と耳と口



『The EU comes to Your School 2014(EUがあなたの学校にやってくる)』の先陣を切って昨日、フォン・ヴェアテルン大使が東京の香蘭女学校を訪問したんだ。
香蘭女学校は1888年創立のとても歴史のあるミッションスクールで、日本のガールスカウト発足の地でもあるんだって♪

このプロジェクトは駐日欧州連合代表部が2007年のEU50周年を機に企画、これまで多くの学校をEU加盟国大使や職員さんが訪問してきたんだ。
礼拝堂に集まった350人の高等科の生徒さんたちを前にフォン・ヴェアテルン大使はEUの歴史や現状をスライドを使って講演。生徒さんは真剣にメモをとりながら聞いていたよ♪

そしてその後の質疑応答の段になると、質問が次から次へと・・・その内容は現在のウクライナ情勢に関わる問題から日独間の問題などかなりタイムリーな内容も。しかも流暢な英語で質問する生徒さんも!
終わりのあいさつをされた生徒さんは今度は完璧なドイツ語であいさつされ、これにはフォン・ヴェアテルン大使も通訳のオステンさんも感激!
高田校長先生はこの機会に先生と生徒の皆さんで事前にとてもよくEUについて勉強して質問を準備されたと仰ってたニャ=^_^=

皆さんからの質問の中には大使の仕事に関するものも。この質問のフォン・ヴェアテルン大使の答えは、「大使は目と耳です」。よく見て、話しをよく聞いて日本のことをドイツに報告するのが大使の大切な役目。そしてドイツの情報を発信して日独相互の理解を深め、交流を進めるんだ。だから直接(口で)皆さんにお話しできるこういう機会はとっても貴重ですニャ=^_^=

日本を1988年に既に訪問したことがあるフォン・ヴェアテルン大使は、駐日ドイツ大使は「夢のポスト」だったそうで、日本の長所と短所を聞かれると「短所は見当たらない・・・そして日本食はベストです!」と日本大好きオーラ全開。日本語も勉強中で昨日はオステンさんが通訳をしたけど、そのうちに日本語で講演ができるかも!?

講演の前後では生徒会の生徒さんや、有志の生徒さんとも懇談。
茶道部の生徒さんからはおいしいお茶のおもてなしも♪

まだまだ聞き足りない生徒さんに、もっともっとお話ししたいフォン・ヴェアテルン大使は大使館訪問を紹介。

そしたら皆さんに会えますニャ=^_^=





















0 件のコメント:

コメントを投稿